新築の間取り

新築の間取りの考え方です。
注文住宅にて自分でこれから考える方、建売を検討する方それぞれ抑えておくべきポイントに大きな違いはありません。
いくつか見ていきましょう。

・方位
近年では風水や家相基準での間取り検討は減ってきています。
検討の際にはシンプルに敷地は道路に向かって北向きなのか、南向きなのか、程度で良いと思います。
方位に対して玄関の位置やリビングの位置も変わってきます。
北面にはお風呂や洗面所、脱衣所、トイレといった水廻りが集中してきます。
南面にはリビングやダイニング、客間や寝室、子供室が設けられ、バルコニーなども設置されます。
適材適所に配置していきましょう。

・日当たり
住んでいる住居の形態に関係なく、どのような住まいでも求めていく部分ですね。
誰しも「日当たりの良い家」が欲しいですし、実現するために間取りも作成していきます。
土地の形や大きさによっても家の中に入ってくる日の光は変化します。
窓の大きさであったり、1階に日の光が確保しにくい時には、場合によって吹き抜けの検討も有効的に働く場合があります。
全ての部屋に日当たりを求めるのは難しいですが、人の集まる空間などにはなるべく日当たりを確保できる間取りを考えましょう。

・導線
導線の種類にも大きく分けて2種類「生活導線」「家事導線」とあります。
両方とも言葉の通りではありますが近年ではこの2つを重視する方が増えていている傾向です。
洗濯物を洗う→干す→畳む→収納するまでの道順であったり、買い物をして各場所に収納するための導線であったり、実生活を特に重視して検討していきます。
一番後悔の少ない間取り作成かもしれません。

・ライフスタイル
家族の生活スタイルも一度振り返ってみましょう。
夫婦の仕事、子供たちの学校生活、習い事、帰宅時間や休日の過ごし方など一通り振り返ってみると間取り作成のヒントにつながることもあります。
一人で住むものではなく家族全員が住みやすく安らげる間取りづくりを考えて行きましょう。