注文住宅の一戸建て
注文住宅の一戸建てでは考えなければいけないことがたくさんあります。
今回は注文住宅の打ち合せ内容を解説していきます。
・間取の確定
建築地が確定したらまずは間取りを考えて行きます。
敷地の条件によって建てられる条件は変わってきます。
建築可能な坪数を確認するには、各市町ごとに設定されている建蔽率と容積率を確認しましょう。
次に階数です。
平屋建て、2階建て、3階建てそれぞれ間取りの導線や部屋の位置の設定も様々です。
間取りを考えるうえで、「家族構成」「ライフスタイル」それぞれしっかり自分たちで読み取っていきましょう。
生活導線や家事導線、プライベート空間の位置が見えてくると思います。
・配置図の確定
建物配置図です。
間取りというよりは、敷地に対して建物をどこの位置に設定していくかという検討です。
こちらについても建築基準法が関わってきます。
隣地斜線、北側斜線、高度地区、などによって敷地北側から○○m離さなければいけない、地区計画などの設定があるエリアでは壁面後退の制限があり、道路から○○m離さなければいけないなど、自分の希望と決まり事を加味して決めていかなければなりません。
・インテリアコーディネート〜外観〜
お家の各箇所の「色決め」です。
最初は外観から決めていくことが多い傾向にあります。
外壁材、屋根材、軒天材、バルコニー手摺、玄関ポーチ、細かいところでいうと雨樋や破風といった部分も決めていきます。
いくつか配色パターンを提示してもらうと選びやすいかもしれませんね。
・インテリアコーディネート〜内観〜
次に内観です。
床材では居室部分と階段、手すり、室内ドア、和室があれば畳材、各フロアーの壁紙といったところです。
設備面ではお風呂、洗面化粧台、トイレ、キッチンとたくさんあります。
トイレでは陶器と紙巻き器のデザイン、洗面化粧台では収納扉の配色、キッチンでは食洗器の有無や配色、お風呂では浴槽の形や床材浴槽の配色です。
各設備のメーカーの選定も会社によって必要になってきます。
各打合せには担当者の他に設計士やコーディネーターも同席してくれると思うので、専門家のアドバイスをしっかり聞いてお家を完成させましょう。